November 21, 2008
Nisshi 1121
fontparkを若干アップデート。ブログパーツなど共有機能を増やしたり、スクリーンセーバーを作ったり、インターフェース改善したり。スクリーンセーバーはこちらから。なんとなく反転して黒地に白。ブログパーツはこんなん。そのまんま。
TDCの時に初めてお会いした松本弦人さんに、「BCCKS」の話を改めて色々伺った。できた当初からずっと気になっていたこのサービス、全体のバランス感がすごく変で面白い。それに、なんといってもそれぞれの「本」が持つ謎の強度。見たことない人は、まずはこのへんとかから見てみ。個人的に好きなのは中村至男さんの「Twin Universe」。
サービスで生まれる作品の質を高めていく方法としてFlickrなどに代表されるような、玉石混交の中の「玉」を拾うことに徹する確率論的アプローチが支配的だけど、BCCKSはそれとは真逆なところを行っているように思う。なんていうんでしょうか。90年代の日本ネット文化黎明期の匂い? 表現しづらい。「人脈」?・・・といっても「やっぱり『人』だよね~」的なことで終わる話ではないんだけど。まあいいや。とにかく、昨今の「凡庸2.0」全開な俺ら業界から見ると、BCCKSは、なんだか眩しく映ったよ、という話。はさまれたい。
November 5, 2008
TDC

TDC賞の審査会。相変わらず良い風景。グラフィックデザイン界のウィザード達の講評や議論がとても面白く、それぞれの価値観が爽快にすれ違いまくってる状態がただひたすらに心地よかった。今回はいろんな方と話せた。楽しかった。ただ、酔っぱらって「これってどこがどう良いと思って作ってるんですか?」とかいう白痴的質問を服部さんなどに浴びせてしまう癖は直さなくてはならない。
ここ数年、○○アワードといったものにどうも斜に構えるきらいがあって、一昨年あたりから「もう俺ら応募しないもんね」「てか審査員もさぼるもんね」モードに突入していたが、こういう空間でこういう人達に見て貰えるとなるとやっぱりムラムラしちゃうのは否定できない。げんきんなもんです。
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あと、全然関係ないけど、文化庁メディア芸術祭のサイトに僕のインタビュー記事が出ている。どうもこんにちは。マイスターです。
全体の並びの中での違和感がえらいことになっているが、こういう場違い感にもそろそろ慣れてきている自分もいる。もはや、どんとこいの心境。こうやって色々と麻痺していけばいいんだな、と思う。
October 8, 2008
Repetition
この界隈は何だかんだと進歩してるのか、ただぐるぐる回ってるだけなのかよくわからないのだけど、ここ10年ぐらい確実に同じところで低速回転し続けているのが、ウェブ系のいわゆる「デザインカンファレンス」とか「クリエイターズナントカ」だ。
上記の事件も、新たな発見といえば、ジョナサンハリスが、実はジョシュアデイビス系列に属していたことや、ナトズケ氏の突っ込みが妙にイヤらしくてみんな大人になったんだなあ、といったことぐらいで、あとは全て同じことの繰り返しだ。この地点、いったい何周したら気が済むのか。そろそろ誰かがちゃんとまとめて、NGワードなどをリストアップしないといけないのではないか。「Inspiration」って3回言ったらイエロー、「アイデアこそすべて」的な発言は即レッド、とか、各イベント共通のルール作りなどに取り組むべき時期にきているのではないか。本気にすんなよ。
September 20, 2008
How Beautiful
昨日は土岐麻子さんのライブへ。
来週から流れはじめるユニクロのCMでまた監督やらせて頂いたのだけど、そこで土岐さんに歌って&出演して頂いたのだった。「HOW BEAUTIFUL」というタイトルとなって来月リリースされるこの曲、既に編集時に何百回となく聴いていたのだけど、改めてライブで聴くと、これがまた本当に素晴らしかった。
土岐さんの、あの、あたたかいのと冷めたのが絶妙な頃合いで共存してるバランス感覚が好きだ。ライブで土岐さんの歌声を聴ながら、この感覚は一体何なんだろうかとずっと考えてたら、何故だか高校生の時に好きだった変態ファンクバンド、Cameoのことを思い出した。「土岐さんの全要素を180度、真逆にひっくり返すと、Cameoのラリー・ブラックモンになる」説が突如として浮上。質は真逆ながらも、要素同士のバランス感だけを抜き出すと、そこに通底するものを感じずにはいられない。嘘だと思うならこのビデオを見るがいい。
・・・いや。ほんとすいません。
August 12, 2008
fontpark etc
展覧会が奇跡的に間に合った。東京大阪で合計4,50台ぐらいのPCが稼動してるので一日一回どっかでなにかが故障しているが、まあなんとかぎりぎり成立している。ギャラリートークも終わってほっとした。デザイナー同士のダラダラトークって、聴いてる方は確実にイラッとくるもんだけど、それをそのままやったった。俺ら的にはとても楽しかった。セミトラ田中さん菅井さんとダラダラ喋るのは、ほんま和む。
ギャラリーの準備と並行して、死にそうになりながら開発していたフォントパークも無事公開。久しぶりに深刻に追い込まれたけど、何とか間に合った。疲れたー。フォント疲れたー。
既に改善点が色々見えてたり、結局今回の公開には見送ったフィーチャーなどもあれど、最近の俺にしては良く出来きた仕事だと思う。ベースは去年の春夏ごろにケイタの作ったOTFフォントデータ解析プログラム。こことかこことか。これを応用したものをうちで何個か作ったけど、なんやかんや全部お蔵入りになってたところを、今回でやっと日の目を見た。良かったー。フォント良かったー。
ユーザー参加系のサイト、特にプロモーション用途などで作られたものには、どんな参加状況でもそこそこ成立するように、何らかの保険は打っておくようにしている。要するに、万が一しょぼい投稿だらけだったり、そもそも誰も参加してくれなかったりしても、表面的にはそこそこ成り立っている風に見えて、あまり恥ずかしく見えないような大人的な収まり(?)のバッファを入れていたわけなんだけど、今回は思い切って100%ユーザーの創作に委ねる形にした。100%モナー&やる夫だったらどうしようかと結構心配してたんだけど、思ったよりナイスな投稿が多くてホッとした。フォントほっとしたー。フォッとしたー・・・。
July 22, 2008
ggg / ddd exhibition etc...
8月5日から銀座のggg、なんばのdddで、thaの初展覧会します。準備が思ったより大変。かつ、仕事もいっぱい重なってて今年一番のテンパリ状態なんですが、なんとかかんとか間に合いそうな確率が60%程度まで高まってきましたので、安心してお越し頂ければ幸いです。8/5(銀座)・8/8(大阪)に行われるオープニングパーティとかも気軽にお越しください。展示自体は比較的まったりした感じですので、あんま期待しないでちょっとひやかしにくるぐらいの感じがちょうど良いかと思います。
関連リンク: チラシ/ご案内/関連動画@Sountain
展覧会サイトも作らないと。
あと、NHKプロフェッショナル関連の本が出たそうです。
NHK出版
amazon
放送では使われなかったスタジオでの対談とか、そういうのがまとまってます。「これからのインターネット」というテーマで、動ナビ派の茂木さんとDMM派の僕で鋭く対立し、一瞬スタジオに緊張感が走るところあたりが見ものです。嘘です。
June 25, 2008
Nisshi 0625
・ここ数年、完全にひとつのことだけに集中できる時間が年々減っていくのだが、最近は久しぶりに没頭できる状態が作れていて、ハイ状態でガリガリとプログラム書きまくっている。以前は毎日がこんな状態だったので特にありがたみを感じなかったのだけど、今となってはとても貴重な時間となってしまった。さて今と昔、どちらが良かったのか。最近よく考えてしまう。
・おぎやはぎのラジオ「メガネびいき」にハマリ中。Podcastも良いけど、本放送の方がぜんぜん面白い。早くコレでないかな。
June 2, 2008
May 28, 2008
Shame
・「WEB2.0」のことを「ウェッブ・トゥー・ポイント・ゼロ」って言う昔の友人と1時間ぐらい会話した。非常に為になる興味深い話をしてくれていたのに、そこだけ絶対「トゥー・ポイント・ゼロ」って言う。10回ぐらいは言ってた。俺はもう大人なので何食わぬ顔だ。でもこれ読んだら直せ。ちなみに歴代3人目。わりとメジャーな呼称なのかも。
・マリオカートのネット対戦で、明らかに知っている人が「○○○.com」って自分のドメイン名で参加しているところに遭遇してしまった。キャラクターはピーチ姫だった。俺も「ゆうご」の名前で、しかも非常に完成度の高い俺Miiで参加していたのだが、果たして向こうも俺に気づいていたのだろうか。ブログ越しにそっと聞いてみる。
・恥ずかしながら、今頃Perfumeブーム。この2日ぐらい車で大音量でかけている。昨日ユニクロで打ち合わせした帰りの車でもかけていたのだが、たまたまその日は俺の運転する車が、打ち合わせで一緒だったProjector 田中さんのタクシーに、後ろからずーっと追いかけられる形になっていたらしく、今日のTIAAの授賞式の時に「昨日の帰り、勇吾さんが車内でノリノリで動いてるとこ、ずーっと後ろから見てましたよ・・・。」「いやー、ノリノリでしたね!勇吾さん!」と言われた。その瞬間も相当だったけど、これは結構ずーっと尾を引くタイプの恥ずかしさだった。なんだかずっと切ない。
April 23, 2008
TOO MANY WORKS.
THA社で3月4月といえばユニクロ・UTの季節だ。去年も死んだが今年も死んだ。社内リソースの50%(ていうか5人)が膨大なTシャツ群(のデータ)と格闘し、なんやかんや色々と作りました。今回のキャンペーンのタグラインである「TOO MANY T-SHIRTS. 」 は、そんな僕らの素直な気持ちから生まれた言葉です。嘘です。前田知己さんです。それぞれの詳細は以下のリンクで。
・UT LOOP! WEB
・UT LOOP! TV-CM
・UT Explorer
・UTGP Opening Movie
僕が主に担当したのは、上の二つのUT LOOP関連。今回、生まれて初めてCMの監督をやらせてもらったんですが、これがめっちゃ面白くて、ほんと色々と勉強させてもらいました。残念ながら家帰るヒマがなくオンエアを一回も見れてないんだけど、果たしてどんな感じで流れてるんだろうか・・・。 また機会があれば是非やらせてください。誰か。僕に。CMを。
でWEBですが、これはこれで気合入ってます。「音映像リミックスもの」という、ド定番ネタから出発しつつ、構成的、技術的にも色々な試みを投じ、ひとつの新しいフォーマットを作るつもりで設計しました。Flash実装はTHA社の新入社員の北田君。かなり頑張った。そして今後も頑張れ。修正をかけまくれ。
April 14, 2008
tha feed!
tha社のオフィシャルNewsFeedを作った。
最新の製作仕事や、弊社で関わってるサービスのアップデート情報などは配信しまくる予定だが、日ごろの愚痴や鬱憤、同業者やアドビの悪口などは配信しない予定だ。よろしく頼む。
April 12, 2008
Manifest 01
朝5時頃、仕事を中断し帰宅を決意。
眠いのと腹減ったのとでヘロヘロになりながら、車を走らせる。
あ、このコンディション。このタイミング。こんな時こそ。
一瞬の啓示を受け、駒沢店にて急停車。
我、齢三十七にして、未だ吉野家より美味なる食を知らず。
April 2, 2008
exhibitionism 03
プロフェッショナルの自分の放送を見て、良かったこと:
「もじゃモギさん」がちゃんとオンエアされたこと。住吉アナにもちゃんとウケて頂き、嬉しかったです。
March 28, 2008
DROPCLOCK UPDATE
・・・DROPCLOCKですが、リリース後1日も経たずにバージョンアップしてしまいました(WIN版のみ)。
起動とか負荷とかを若干軽くなるよう内部構成を変えました。「起動、重っ!」て人はお手数ですが再びDL&インストールしてください。ごめんなさい。
March 27, 2008
SCR#002 : DROPCLOCK
「風とデスクトップ」に続く、SCRレーベル第二弾をリリースしました。前回のエントリーで「また忘れた頃にもう一つリリースします」とか書いてたんですが、あれから半年ぐらい放置しっぱなしで本当に忘れそうになり、ヤバイヤバイと慌てて仕上げた次第です。
「DROPCLOCK」という時計スクリーンセーバーです。水中に落下していくHelveticaを超スローモーション撮影し、映像時計として仕上げました。今回はWIN版/MAC版揃ってます。是非使ってみてくださいね。
Credit :
Art Direction / Design : Yugo Nakamura @ tha
Film Direction / Edit : Erica Sakai @ tha
Movie Produce: Aco Suzuki
Camera : Mitsuru Komiyama
Lighting : On Hosaka
March 23, 2008
exhibitionism 02
4月1日放送予定のNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」に出演しました。パンツを全部脱ぎました。
・・・この密着取材の2ヶ月間、中村は常に過去の常識を覆し、新しい世界に挑み続けた。ヘリから飛び降りては溺れる人を助け、陸にあがっては猛り狂う競走馬を調教し、スーツを着ては崖っぷちのリゾート施設を再生し、海外に飛べば巨大石油プラント建設を成功に導き、ペンを取っては金魚が主人公のアニメを一心不乱に描き続け・・・と、文字通り八面六臂の大活躍を続ける男。そんな中村を人は「魔術師」と呼ぶ。
という無駄話はさておき、まあ、ぶっちゃけ、穴があったら入りたい。
まあ、見てやってください。そして、笑ってやってください。
March 18, 2008
pre-established
コンピュータウイルスのコード構造をビジュアライズしたものらしい。いかにもなイメージに引っ張られすぎててオモロイ。それっぽく仕上げた予定調和感を全く隠さない潔さ。昨今の所謂 ”データビジュアライゼーション”の氾濫と様式化の流れの一つの極みともいえる。いえない。
March 2, 2008
Design and the Elastic Mind
テクノロジーとデザインとの現在進行形な関係性、がテーマの展覧会、というと、どうしても「また例のアレですか」感が漂ってしまう昨今ですが、そこらへんのとはピリッと一味違うファンキーな作品群が集まった非常に楽しげな展覧会が、NYのMoMAで始まりました。で、そのサイトをtha社でつくりました。5月まで開催中なので、お近くのかたは現地まで行ったらいいし、遠くのかたは本を買えばいい。本、面白いよ。オススメです。
去年暮れにtha社内全員あわせていっこもやることが無い、という恐ろしい真空状態が続いた時期に、暇に任せて開催したtha社内コンペを通じて出来上がった仕事。
社内コンペとか社内ブレストとかいうそういうプロセスは元々あまり信用してなくて、実際何度も失敗してきたのだけど、最近のtha社内では比較的面白いアウトプットが出せるようになってきたんじゃないかと思う。次の真空状態の時期にでも、またやってみたい。
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クレジットは以下の通り。
AD/グラフィックデザイン/Pマネジメント: 坂井絵理香
TD/インタラクションデザイン/プログラミング: 深津貴之
CD: 中村勇吾
February 22, 2008
exhibitionism 01
最近、露出気味です。パンツからお尻半分ぐらい見えてます。
シリーズ化しそうなので、タイトルに番号入れました。
インタビュー本。artlessシュンさんとcbc栗田くんらの力作。ここ10年ぐらいのウェブ周辺にまつわる思い出を回想したりする趣向。先日上がりを頂いた。皆さんのインタビューがそれぞれ面白い一方で、僕のところは特にアレだったので微妙に後悔。もっと考えて答えたらよかったな。でも本自体は面白いよ。
「MONO作りの視点」という笑っていいとも的なリレーコラムみたいなんに寄稿。WEBの雑誌で自分で文章書いたの初めて。以前イムから依頼来たときは2秒で断ったが、今回、信蔵さんから回って来たので無条件でお請けした。結構真面目に「オレと仕事」的な話を書いたです。NY出張中のHoliday Innにてひっそりと書かれたこの文章は、微妙に真夜中のラブレター状態。
インタビュー記事。ウェブでも読めます。ここ。あとこことかも。
アメリカの科学&カルチャー雑誌(なのかな)?ここで、毎年選定されているという、ナントカ・カントカ of ナントカー、って賞を頂いた。何度聞いても覚えられず、何がどう評価されたのかも不明ですが、大変ありがとうございます。次号ぐらいで掲載される予定。



